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非常に珍しい昆虫発見!…体の左半分がメス、右半分がオスの昆虫とは?【岡山・赤磐市】

2020.12.10

非常に珍しい昆虫発見!…体の左半分がメス、右半分がオスの昆虫とは?【岡山・赤磐市】

体の左半分がメス、右半分がオスという非常に珍しい昆虫が岡山県内で見つかりました。いったいどんな昆虫なのでしょうか。

左右で羽の色が異なるこの昆虫、ヤママユと呼ばれるガの一種です。

実は、体の真ん中から左がメス、右がオスになっています。翅を広げた大きさは約13センチ、触角の形も異なり、左右非対称のいびつな形状をしています。この珍しい昆虫を発見したのは、倉敷青陵高校1年の山田洋平さん。

2019年9月、赤磐市内で採集し、倉敷市立自然史博物館に持ち込んだところ、貴重な雌雄型と確認されました。

(採集した山田洋平さん)
「興奮した・・・」

昆虫の雌雄型は珍しい突然変異で、10万匹から200万匹に1匹にしかできないとも言われていますが、今回の様にオスとメスの特徴が左右できれいに分かれている例は大変貴重だということです。

今回の発見は、山田さんが投稿した昆虫の専門雑誌にも掲載されました。

この貴重な昆虫は、倉敷市の自然史博物館で12月11日から1月11日まで、展示されることになっています。