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自動配送ロボットが公道走る実証実験…コロナ禍で非接触型の配送ニーズに応える【岡山・玉野市】

2020.12.04

自動配送ロボットが公道走る実証実験…コロナ禍で非接触型の配送ニーズに応える【岡山・玉野市】

注文した商品をロボットが届ける。そんな社会が現実味を帯びてきました。玉野市で12月4日、自動配送ロボットが公道を走る実証実験が行われました。

車の横を走るのはバイクのナンバープレートがついた自動配送ロボットです。

クリーニング店ではロボットが荷物を受け取ります。これは12月4日から玉野市で始まった三菱商事などが行う自動配送ロボットの実証実験です。

ロボットは3Dの地図やセンサーなど、自動運転のシステムをもとに自動で走行。行き先への最適なルートも自身で選択します。実験は国の政策に基づき、実用化を目指して行われたものです。

免許返納などで交通手段を無くした高齢者への対応や配達業務の人手不足など社会の課題を解決するほか、コロナ禍で高まっている非接触型の配送ニーズに応えることも期待されています。

(荷物を受け取った人は)
「今は元気だけど動けなくなったら便利」

実用化の具体的な時期は決まっていませんが、今後は玉野市のほか、茨城県などで実証実験を続けるということです。