Ｇ７倉敷労働雇用大臣会合の開幕を控えた現地から、最新の情報を生本記者が伝えます。

（生本ひなの記者）
「記者が取材拠点を構えるメディアセンターです。ここから世界へ情報が発信される拠点です。会場には、取材団に倉敷市の魅力をＰＲしようと、地元産のマスキングテープ、Ｇ７限定デザインのグッズなども置いてあります。

２２日から２日間、この建物の隣にある倉敷アイビースクエアで、Ｇ７労働雇用大臣会合が行われます。象徴的な外壁を覆うツタは、かつて紡績工場だった明治時代に、室内の温度を下げ、労働環境の改善を図ろうと植えられたものだということです。そういった場所で各国の大臣らによる労働政策の議論が行われます。

一方、会場周辺では２１日から本格的に警備が始まりました。普段は観光客でにぎわうこの場所ですが、警備にあたる警察官１人１人にも緊張感が見られ、物々しい雰囲気に包まれています。関連する施設に入るには事前に発行されたパスが必要で、このメディアセンターに入る時も入念なボディーチェックを行うなど、厳重な警備態勢が敷かれています。

いよいよ始まるＧ７会合、７時からは歓迎レセプションが予定されています」