OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.04.10

新人3人当選の自民、議席増の国民、初議席獲得の維新…県議選で見えた「変化」とは?【香川】

香川県議会議員選挙が4月9日行われ、新たな顔ぶれが決まりました。

定数4に対して5人が立候補した丸亀市選挙区では、自民党新人の川池秀文さんが初当選。自民党は改選前の議席を守りました。

(丸亀市選挙区 川池秀文氏<自・新>)
「この地域が安全安心活力に富んだ地域となるよう頑張る」

(前川裕喜記者)
「全県で3人の新人が当選し、世代交代しながら第1党を守った自民党。一方、新たな風も吹きました。ポイントは代表の地元である国民民主党と日本維新の会です」

改選前と比べると、自民党は3議席減らし25議席に。一方、国民民主党は3議席増やし5議席に。立憲民主党を抑え第2党となり、県議会で代表質問の権利も獲得する見通しです。玉木雄一郎代表の地元、さぬき市など東讃で影響力がありますが、高松市や観音寺市でも勢力を伸ばしました。

(高松市選挙区 金藤友香理氏<国・新>)
「私と一緒に、ここから子供たちの未来のため、香川の未来のため共に歩んでください」

(国民民主党 玉木雄一郎代表)
「コロナを経験して、国と県と市の連携がすごく大切と痛感した。素晴らしい仲間を得たので、力を合わせて香川を変えたい」

また日本維新の会も、県議会では初めての議席を坂出市選挙区で獲得しました。

(前川裕喜記者)
「香川政界において潮目の変化を感じさせた県議選。県議会には多様な意見が届きやすくなり、活発な議論が期待されます。一方、地方だけでなく国政選挙での国民民主党、日本維新の会の影響力も大きくなりそうです」