岡山県勢５６年ぶりの快挙です。四国インターハイのバドミントン女子シングルスで倉敷中央３年の吉川天乃選手が見事、優勝しました。

女子シングルスで初めて決勝の舞台に立った吉川はともにジュニアユースを戦ってきた熊本の猿川と対戦しました。

（倉敷中央3年　吉川天乃選手）
「うまくいかないこともあるだろうから、そういう時にいかに自分から崩れずにいつも通りやっていけるかという気持ちで入った」

強い決意で臨んだ第１ゲーム。吉川は緩急をつけた攻撃で得点を重ね、２１対１２の大差で第１ゲームを奪います。ところが第２ゲーム。１５対１２とリードした場面で相手の猛攻が始まります。ライン際への攻撃、さらにネット近くからの強烈なスマッシュなどで連続ポイントを奪われ、逆転を許します。

しかし、ここから吉川は持ち味を発揮。終盤でも衰えない無尽蔵の体力でペースを取り戻した吉川は決勝戦をストレートで制し頂点に立ちました。

岡山県勢としては１９６６年以来、５６年ぶりの快挙達成です。

（倉敷中央３年　吉川天乃選手）
「うれしい。絶対諦めてこない選手ということが分かっていたから、２ゲーム目もしっかり気持ちを引き締めていけたところが良かった」

また、女子ダブルスでは倉敷中央の江見・志知ペアが３位入賞を果たしました。