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2022.06.28

四国電力「節電要請」の可能性も 厳しいこの夏の電力供給予想 社長「無理のない範囲で」【香川】

東日本を中心に厳しい電力需給が続く中、四国電力は2022年の夏、需給がひっ迫した場合、利用者に無理のない範囲で節電を要請する考えを示しました。

四国エリアでは、電力供給の余力を示す予備率が安定供給の目安の3%をかろうじて上回る、厳しい状況が予想されています。

こうした状況を受け長井啓介社長は6月28日の定例会見で、現在稼働している設備の点検や燃料の確保に取り組み、電力の安定供給に努める考えを示しました。

その上で利用者に対して、太陽光発電の出力が落ち電力需給のひっ迫が予想される夕方の時間帯に必要に応じて無理のない範囲で節電を要請する考えを示しました。

また28日に開かれた株主総会で、原発に反対する株主から原発の安全性を疑問視する意見やウクライナ侵攻に伴う原発への武力攻撃を不安視する意見が出されたことについては、電力の安定供給が第一としたうえで安全性の確保を大前提に伊方原発を活用し再生可能エネルギーの開発を加速させると話しました。