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「命を繋いだカボチャ」コロナ禍の生活困窮者を救う“公共冷蔵庫”に寄贈【岡山・岡山市】

2021.08.11

「命を繋いだカボチャ」コロナ禍の生活困窮者を救う“公共冷蔵庫”に寄贈【岡山・岡山市】

生活困窮者にコロナ禍を乗り越えてもらおうと瀬戸内市で栽培されたカボチャなどが11日、岡山市の公共冷蔵庫に寄贈されました。

(生本ひなの記者)
「こちらに並べられているのが備前黒皮南瓜です」

寄贈されたのは瀬戸内市で収穫された「備前黒皮かぼちゃ」約320キロとせんべいなどの加工品約400点です。

このカボチャは戦時中、コメの代わりに食べられていたことから「命を繋いだかぼちゃ」とも言われています。

一度は商業用の生産が途絶えましたが、7年前に復活させる会が発足し、11日は、会の事務局を務める企業が生活困窮者の支援に役立ててもらおうと食料品などを無償で提供する公共冷蔵庫に寄贈しました。

(大町 秋山創一朗専務)
「戦時中命を繋いだと言われるこのカボチャを今本当に困っている人に食べてもらいたいという思いで寄付をした」

提供された食品は24時間受け取り可能で受け取りには会員登録が必要です。