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緊急事態宣言が「春の味覚にも暗い影」飲食店休業要請の余波で大量の売れ残りも…【岡山】
岡山放送

2021.05.20

緊急事態宣言が「春の味覚にも暗い影」飲食店休業要請の余波で大量の売れ残りも…【岡山】

緊急事態宣言の発令で、岡山県では、酒を扱う飲食店への休業要請が行われています。

この休業要請の影響が、瀬戸内を代表する春の味覚にも暗い影を落としています。

午前2時の岡山市中央卸売市場、ズラリと並ぶのは、旬を迎えている瀬戸内の春の味覚「サワラ」です。

このサワラに、今、異変が起きています。

(岡山中央魚市 高岡正一次長)
「休業要請の影響はだいぶある。飲食店関係の注文がだいぶ減って激減している。サワラが全然売れない」

緊急事態宣言に伴い、岡山県が行っている飲食店への休業要請によりサワラの行き場所が減っているのです。

この市場では、通常、1日に約1500匹のサワラが売り買いされますが、休業要請の影響で、300匹近くのサワラが売れ残る日もあるということです。

価格も通常より1割ほど安く、残ったサワラは、翌日に販売したり、東京や大阪などの市場へ送るなどして対応しています。

(岡山中央魚市 高岡正一次長)
「2021年のほうが2020年に比べて厳しい状況。早くコロナが収束して平常通りに戻ることがベスト」

影響は、そのほかの魚にも…。

ブリやヒラメなど本来は、県内の飲食店やホテルに卸される鮮魚の需要も休業要請の影響で激減しています。

(競りに参加した人は…)
「買う量を減らしてロスが無いように、いる分だけ買っている。お客さんがいないから買う量を3分の1にして従業員全員休ませている」「コロナで人が出てこない。安くしても人が来ないから売り切れない。売りようがない」

歯止めがかからない新型コロナウイルスの感染拡大。瀬戸内が誇る海の幸にも暗い影を落としています。