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2021.04.09

観光振興や財政立て直し急務 備前市長選の争点 11日投票【岡山・備前市】

任期満了に伴い11日投票が行われる備前市長選挙の争点を考えます。

地元が誇る日本遺産の活用や、硬直化が進む財政の立て直しなどが課題となっています。

若手作家たちが丹精込めて作り上げた作品が並びます。備前市伊部にある備前焼販売店です。長引く新型コロナの影響を受け、売上は厳しい状況が続いています。

(陶吉 尾仲忍さん)
「売り上げが3割ぐらい落ちている。経済的に厳しいところがあります」

備前焼と閑谷学校という2つの日本遺産を持つ備前市。しかし、新型コロナの影響を受ける前から観光客の数は横ばいで、市が総合計画で掲げた目標には届いていません。

(陶吉 尾仲忍さん)
「2つの日本遺産があるわけですから、それをうまく利用して、まちの発展につなげてほしい」

(新田俊介記者)
「一方、公共交通の充実も課題です。その1つが市営バスの利用促進です」

民間事業者の撤退を受け、2015年度から市営化された路線バス。高齢化が進む地域をつなぐ市民の足ですが、路線別の収支率はすべての路線で100%を下回り、赤字の状態です。

また、国より手厚く行っている保育の無償化による支出や、借金に当たる市債の返済が重くのしかかり、収入に対し、固定費がどれくらい占めるかを表した経常収支比率は97.1%と、県内ワーストとなりました。

(市民は…)「活気が無い…」

備前市長選には現職、新人、前職の3人が立候補し、三つどもえの戦いとなっています。

財政状況を改善させ、まちに活力を取り戻せるのか。備前市長選の投票は11日です。