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角度によって表情が違う…江戸から明治時代のひな人形も…野崎家のお雛様展【岡山・倉敷市】
岡山放送

2021.02.03

角度によって表情が違う…江戸から明治時代のひな人形も…野崎家のお雛様展【岡山・倉敷市】

2021年もこの季節がやってきました。江戸時代に塩づくりで成功を収めた倉敷市の野崎家に伝わるひな人形を展示する催しが始まりました。

おひな様の展示に合わせるかのようにウメの花が咲き誇っています。国指定重要文化財の 旧野崎家住宅の蔵を改装した展示館には、主に江戸時代から明治時代のひな人形やひな道具など約200点が展示されています。江戸時代に作られたとされる享保雛は、岡山藩主の池田家から贈られたもので、女雛の高さが約80センチもある豪華なものです。

(旧野崎家住宅 三宅功一学芸員)
「面長な顔つき、能面のように気品のある格の高い表情。衣装にも綿をふんだんに使用、五衣・唐衣といった装束の多さに特徴」

また、角度によって顔の表情が違うように見えるのも特徴です。

(久保さち子記者)          
「小さな子供の目線では、このような感じでしょうか。下から見上げると微笑んでいるよう」 

2021年初公開。嫁ぎ先から寄贈されたいわば「里帰り」したおひな様で、明治時代のものです。

(旧野崎家住宅 三宅功一学芸員)
「デザイン的な意匠に凝ったもので、金糸銀糸をふんだんに使用。強い赤など、色彩による美しさが追求されている」

また、着物の絵柄を見せるために袖を大きくデザインした古今雛など、貴重なひな人形も見ることができます。この展示会は、倉敷市の旧野崎家住宅で4月4日まで開かれています。