日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが、１１月１５日、宇宙へと旅立ちます。野口さんと共に宇宙に向かうものが香川県の小豆島にあります。

いよいよ３日後に迫った国際宇宙ステーションへの旅立ち…。
野口さんと共に宇宙に向かうのは…、瀬戸内で取れたちりめんじゃこ。
小豆島町の佃煮メーカー、宝食品が製造する宇宙日本食、「ちりめん山椒」です。
宇宙日本食は４５品目ありますが、そのほとんどは大手食品メーカーが手掛けたもの、中小企業が選ばれるのはまれなことです。

（宝食品　大野英作社長）
「中小・食品業界きびしいが夢が少しかなった。野口さんだけでなく海外の飛行士も食べて宇宙で日本食ブームが起きれば」

宝食品では宇宙に送られるものと同じ味を楽しんでほしいと、「宇宙日本食」のレプリカ版など２つの商品を開発し販売を始めました。

瀬戸内のちりめんじゃこと国産の山椒をしょう油や砂糖などで煮詰めた佃煮、約半年間の長期滞在で、他の国のメンバーも宇宙で味わう機会があるかもしれません。