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高松市職員が趣味で制作…高松城のジオラマ模型を玉藻公園に寄贈【香川・高松市】

2020.09.25

高松市職員が趣味で制作…高松城のジオラマ模型を玉藻公園に寄贈【香川・高松市】

日本三大水城の1つ、高松城のジオラマ模型が高松市の玉藻公園に寄贈されました。明治時代に解体され、今はない天守も再現されています。

かつて四国最大の規模を誇った天守も再現された高松城のジオラマ模型。
横幅が1メートル20センチもある大作です。

高松市職員の池添勇夫さんが、趣味で制作したものです。子供の頃から親しんだ史跡を何度も訪れ、下見を含め半年かけて完成させ、9月25日、玉藻公園に寄贈しました。

(ジオラマ模型を制作した池添勇夫さん)
「図面がないところから作った。写真を数百枚撮り頭の中で描きながら作った」

高松城の天守は、明治時代の写真が数枚残るだけで、内部構造の資料がないことがネックとなり、復元が進んでいません。高松市では、総額3000万円の懸賞金をかけて資料提供を呼び掛けていますが、有力な情報は寄せられていません。

(玉藻公園 岡一洋所長)
「国の規制緩和があり復元的整備近づいている。模型をもらい天守復元に近づければ」

玉藻公園では、ジオラマ模型を飛雲閣に展示し、天守復元の機運を高めたいとしています。