岡山市の信用金庫で、新社会人を対象にしたビジネスマナーの研修会が開かれました。新型コロナウイルスの影響で５カ月遅れの開催です。

（名刺交換）
「よろしくお願いします」

名刺交換や接客の練習、そして上座と下座の知識まで。研修会で学ぶのはビジネスマナーの基礎です。

（講師の信金職員）
「タクシーでは、運転席の後ろが上座になります」

岡山市に本店を置くおかやま信用金庫が開き、取引先の９社から２６人が参加しました。社内研修や外回りがあまりできないなど例年と違う状況に置かれている新入社員も多い中、この研修を望む声が高まっていたといいます。

例年は、４月に開かれますが参加者同士の間隔を空けるなど感染防止策を取り約５カ月遅れでの開催となりました。

（新社会人は…）
「気持ちの持ちようや考え方を改めて社会人として意識できた」
「いろいろ勉強して、４月からできなかったことを少しずつやれているので、それを取り戻していきたい」

（おかやま信用金庫価値創造部　久本一揮第一部長）
「地域の企業様の将来の大切な人材。（研修を通じて）中小企業の発展に寄与する、お手伝いができる」

信金の職員の手作りで２５年続くという研修は９月９日も１２社を対象に行われます。