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今が最盛期!老舗製氷会社の氷の出荷作業に密着【岡山・岡山市】
岡山放送

2020.08.17

今が最盛期!老舗製氷会社の氷の出荷作業に密着【岡山・岡山市】

連日うだるような暑さが続いていますがこの時期に最盛期を迎える氷の出荷作業にも新型コロナウイルスの影響が広がっています。岡山市の製氷会社を取材しました。

1年の中で夏場に最も需要が高まる氷。
例年、夏祭りやイベントが増えるお盆の期間中が出荷のピークで製氷工場は連日フル稼働ですが…2020年は、様子がまるで違っていました。

(報告 森夏美アナ)
「こちらは製造の最後の過程、梱包のラインです。ご覧のように止まっている状態です。例年だとこの時期は毎日稼働していますが、今は週2日に減っています」

創業115年を誇る岡山市の老舗製氷会社アイスライン、主に業務用の氷を製造しています。
2020年は新型コロナウイルスの影響で4月以降、野球場やカラオケなどの大口の取引先が軒並み営業を自粛,さらに長梅雨と夏祭りやイベントの中止が重なり、かつてないほどの厳しい状況が続いています。

(アイスライン 大和博文取締役)
「製氷でもイベントなどに使う氷は自粛でほとんど出ない。創業以来かなりキツい状態にはなっている」

工場にはカップ用の氷やかち割り氷など4種類の製造ラインがあり、毎年この時期は1日18時間、フル稼働していますが2020年は1日8時間と半分以下になっています。こうした状況を少しでも打開しようとアイスラインではいま、一般向けの商品に力を入れています。

コーヒーなどを凍らせた味付き氷、氷カフェです。

(報告 森夏美アナ)
「いただきます。おいしい。コーヒーの味がしっかり牛乳に溶け込んでいて、氷に味が付いている分いつもよりさらに濃厚に感じます」

徐々にコーヒーが溶け出すので、時間が経っても味が薄まることなく本格的なカフェオレをゆっくり味わえます。

(アイスライン 大和博文取締役)
「家庭で簡単にできて店で売っているような美味しさがあるのでぜひ家族団らんで食べてもらえれば。厳しい時代だがいいものを届ける。厳しい時代だからこそ新しい商品を考えて来年(2021年)に向けて投入したい、皆さんに届けたいという思いで頑張ります」

コロナ禍で迎えた2020年の夏。
先行きが不透明な中でも企業は、逆境をチャンスに変えようと一歩ずつ前に進んでいます。