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e.K.コンサルタント・ 森康彰代表取締役【前編】

2024.12.02

e.K.コンサルタント・ 森康彰代表取締役『2012年利己から利他へ』

 

今回は「e.K.コンサルタント」代表取締役、森 康彰さん。
「e.K.コンサルタント」は岡山に本社を置く、「地域密着型」の保険コンサルティング会社です。

 

転機の年…『盛和塾』での学びが社会貢献への思いに

(篠田吉央アナウンサー)
「それでは転機となった年を教えてください。」

(e.K.コンサルタント 森 康彰代表取締役)
「2012年、利己から利他へです。」

16年ぶりに岡山県に新しい知事が誕生した2012年。宇野と高松を結ぶ国道フェリーが運航休止しました。

(篠田吉央アナウンサー)
「利己から利他へということなんですけれども、2012年に何かきっかけがあったんでしょうか。」

(e.K.コンサルタント 森 康彰代表取締役)
「そうですね、『盛和塾』という、亡くなられたんですけど、京セラの会長されていた稲盛和夫さんが、中小企業の経営者向けの塾をされていまして、そこに入塾をしました。社長というものは何をしなきゃいけないか、会社とはどうあるべきなのかという本当に基本的なことをそこから学び始めました。本当に自分が稼ぎたいという“利己”から、社員とか社会に対してどうしていきたいという“利他”に変わった大きいきっかけにはなりました。」

幅広い取り扱いで“客に合わせた”商品選択を

(篠田吉央アナウンサー)
「業務として保険を取り扱うことが多いと思うんですけれども、いかがですか。」

(e.K.コンサルタント 森 康彰代表取締役)
「今はIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)という形で、生命保険が14社、損害保険10社、住宅ローンはモーゲージバンクが3社と証券会社が楽天証券とSBI証券との提携があるので、保険だけではなく、生命保険、損害保険、住宅ローン、証券と金融商品のほとんどを取り扱うような形にはなってます。」

(篠田吉央アナウンサー)
「幅広い商品の中からお客さんにいろいろなものを紹介していくんですけれども、そういった中でも学びになっていることってあるんですかね。」

(e.K.コンサルタント 森 康彰代表取締役)
「たくさん取り扱おうと思った理由が、結局少ない取り扱いで利益を出そうとすると、お客様の都合関係なしに、それをいかに売るかというのが仕事になるんですけれども、取り扱いが多いと、お客様が人生をどう生きていきたいか、何が不安であるかということに対して、逆に商品を当て込んでいけるので、やることが全然逆にはなりますよね。社会に貢献しようと思うと、たくさんの商品を取り扱って、そしてたくさんの仲間がいて、初めて社会に貢献できるんで、全く違う形になっていったと思います。」

(篠田吉央アナウンサー)
「まさに経営者として最初の段階で学べたことが今にコネクトしているということなんですね。」