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「身体」と「動き」をテーマ 現代アートの作品展【香川・高松市】

2020.07.25

「身体」と「動き」をテーマ 現代アートの作品展【香川・高松市】

「身体」と「動き」をテーマにした現代アート展が、高松市の美術館で開催されています。

戦後日本を代表する抽象画家の一人、白髪一雄さん。キャンバスを暴れまわる作品は、天井からつるしたロープにつかまり、足で描いたものです。その独創的な絵と格闘する制作スタイルは国際的に注目され、世界的なオークションで5億円を上回る価格で落札されたこともあります。

一方、田中敦子さんの代表作「電気服」。約200個の様々な色に着色された電球で作ったドレスで、その点滅は光のエネルギーと時の経過を表しているといわれています。

現代アートのうねりの中で「これまでになかったものを創れ」という教えのもと、実践と探求を続けた美術家の軌跡を垣間見ることができます。

「身体」と「動き」をテーマにした展覧会は、高松市美術館で9月6日まで開かれています。