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コロナ禍で新しい宴会スタイルを提案 JRホテルクレメント高松【香川・高松市】

2020.07.15

コロナ禍で新しい宴会スタイルを提案 JRホテルクレメント高松【香川・高松市】

新型コロナウイルスで宴会需要の落ち込みが続く中、高松市のホテルが感染防止対策をとった新しい宴会スタイルを提案しています。7月14日、その模擬宴会が開かれました。

ビュッフェスタイルの料理は、トングを共有するのではなく、1人ずつ小皿に分けて盛り付け、間隔を開けて並んで取ってもらいます。
また、他の方法も…
「ターンテーブルに置き、1個1個フタをして客に取ってもらう」
演台にはアクリルパネルを設置し、挨拶する人が変わるたびにマイクを消毒します。
高松市のJRホテルクレメント高松が提案する新型コロナ時代の新しい宴会スタイルです。宿泊やレストランの需要は回復しつつありますが、一番伸び悩んでいるのが大人数が集まる宴会です。8割減の状態が続いていて、今でも東京で感染者が増えるとキャンセルの連絡が入るといいます。
企業の交流会などにホテルの宴会場を利用してもらおうと、名刺交換のスタイルも
ビニールシート越しやフェイスシールドを付けた形を提案しています。
(JRホテルクレメント高松宴会部 市川智久部長)
「ホテルができる景気回復の手伝いは企業が一番困っている交流会」
7月14日は、宴会場を利用する企業や団体の担当者に、新しいスタイルを体験してもらう模擬宴会も開かれました。
(体験した人は…)
「乗り越えていこうという緊張感を感じた」
「工夫していて安心して宴会ができる」
ホテルでは、テーブルの座席数を減らし、固定式のアクリルパネルを設置したり、食事の際にマスクを入れておくマスクケースも用意していて立食パーティに変わる
新しい宴会を提案しています。