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23年度に四国内15カ所で視覚障害者向け対応 四国運輸局などが踏切改良の合同会議【香川】

2024.03.05

23年度に四国内15カ所で視覚障害者向け対応 四国運輸局などが踏切改良の合同会議【香川】

四国地区の改良が必要な踏切について関係機関が話し合う合同会議が3月5日、高松市で開かれました。

会議には四国運輸局や地方整備局のほか、鉄道会社や沿線の自治体などが出席しました。会議では四国内で2023年度に新たに15の踏切が視覚障害者向けの誘導ブロックの設置など、改良が必要な踏切に指定されたことが報告されました。

このあと、ことでんの担当者が2023年3月、琴平線にある警報機や遮断機の無い第4種踏切で起きた死亡事故について報告し、その踏切に警報機や遮断機をつける計画を発表しました。

そして、2022年度から2023年度にかけて第4種踏切を5カ所廃止にしたことなど取り組み状況を説明しました。

(四国運輸局技術・防災課 山本修一課長)
「今後、鉄道事業者だけでなく道路管理者にも協力してもらって、対策が必要な踏切についてガイドラインに基づいた整備について速やかに対策してもらえれば」

また、会議では利用実態が不明だったり近隣住民の理解が得られなかったなどで改良しようにもできない事例も報告されました。