新型コロナウイルスの影響で売上が落ち込んだ岡山県内の企業を支援しようと、６月２３日、オンラインの個別商談会が開かれました。

（商談）
「平成元年創業の会社で３１年になります」

会社概要や工場の生産能力を画面の向こうにいる商談相手に説明します。岡山県産業振興財団が開いたオンライン個別商談会です。
笠岡市のプラスチック製品メーカーと総社市の自動車部品メーカーが約４５分の商談を行いました。

（サンプラス　坂口智昭社長）
「コロナの影響受けている。戻るのは７月くらいか。ツールとしてオンラインは良かった」

財団が５月行ったアンケートでは、県内の１２３０社のうち約３割が業績回復には１年以上かかると答え、約４割はどれくらいかかるか分からないと答えています。財団は、オンライン商談会を当面続けるほか、６月から中四国の企業からの発注情報を公開していて、秋には対面型の商談会も再開させたいとしています。