OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.11.27

新型コロナで学んだ“コミュニケーション”の重要性 岡山市内の医療機関と保健所が初の訓練【岡山】

新型コロナウイルスの経験を教訓に、岡山市内の医療機関と市の保健所が、感染症発生時の対応力を向上させようと、11月27日、初めての訓練を行いました。

訓練は岡山市が主催したもので、市内8カ所の医療機関と市の保健所から53人が参加しました。下痢や血便の症状を訴える患者が市内複数の医療機関を受診したとの想定で、医療機関と保健所が連携し、患者発生時の初動から適切な医療の提供、まん延防止対策までの一連の対応を確認しました。

(参加した人は…)
「各病院の中でのコミュニケーションも大事だし、病院間でのコミュニケーションもすごく大事で、その体制を前もって整えていかないといけないことがわかった」

(岡山市保健所 松岡宏明所長)
「病院の中でのこと、病院間でのこと、病院と行政との関わりについてどのあたりが問題かということは参加者全員に共有できた」

岡山市が2023年度中に策定する感染症予防計画にも、定期的な研修や訓練が盛り込まれる予定で、市は継続的に危機管理体制を強化していきたいとしています。