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2025.02.04

倉敷市の40代男性のはしか感染が判明 同市で13年ぶりの届け出 JR伯備線利用者に呼びかけ【岡山】

倉敷市の40代の男性がはしかに感染していたことが分かりました。男性は1月30日にJR伯備線を利用していて、保健所は、男性と同じ時間帯に利用し感染が疑われる場合は事前に医療機関に連絡するよう呼びかけています。

はしかに感染していたのは、倉敷市内に住む40代の男性です。1月31日に発熱し、その後、体に発疹が出たため、2月3日、市内の医療機関を受診。県の環境保健センターで検査したところ、4日にはしかの陽性反応が確認されたということです。

男性は1月15日にベトナムから帰国していて現地で感染したとみられます。現在は自宅療養中で、快方に向かっているということです。

周囲に感染させる可能性が高いとされる時期の行動歴を確認したところ、1月30日に通勤で、JR伯備線を利用していました。利用したのは、倉敷駅午前7時47分発・岡山駅午前8時7分着の列車と、岡山駅午後6時23分発、倉敷駅午後6時41分着の列車でいずれも、中間あたりの車両に乗っていたということです。
はしか 伯備線
はしかは、感染力が非常に強く、保健所は、男性と同じ列車を利用した人で発熱や発疹などの症状がある場合は必ず、事前に医療機関に連絡し、指示に従うよう呼びかけています。

倉敷市ではしかの感染が確認されたのは2012年以来、13年ぶりです。