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2024.04.16

県警が県内「事故多発交差点」ワースト5を発表 “赤の標識”等の対策も事故減少につながらず【岡山】

岡山県警は、2023年、県内で人身事故の多かった交差点ワースト5をまとめ、4月16日に発表しました。事故防止対策も行われていましたが、前の年からの大幅な減少には繋がっていません。

2023年、人身事故の件数が県内でワースト1位となったのは岡山市北区の国道30号大雲寺交差点です。路面電車が通り、車の通行台数が多いこの交差点では、10件の事故が発生しました。右折しようと路面電車の線路をまたいで停止していた車が直進してきた車とぶつかる事故が最も多く、6件でした。

ワースト2位と3位は早島町と倉敷市の国道交差点で、いずれも主な原因は追突でした。4位と5位は同数で、死傷者数の多かった岡山市役所前の大供交差点がワースト4位となりました。

(佐藤樹理アナウンサー)
「先ほどの場所(大雲寺交差点)から約700m西に移動したところにある大供交差点。市内でも特に交通量が多い場所とされています」

こちらは前回、県内でワースト1位だった交差点で、追突が主な原因でした。事故多発を受け、横断歩道の線の補修や交通事故多発交差点と書かれた赤の標識が設置されましたが、大幅な事故減少には繋がっていません。

今回、ワースト1位となった大雲寺交差点について、県警では、右折時に対向する直進車両をよく確認して進行するよう、ドライバーに呼びかけています。