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2024.04.04

知事「ルール通り払ってもらえたらいいだけ」県総合G設備更新負担金 岡山市に改めて支払いを要望【岡山】

岡山県と岡山市の主張が食い違っている県総合グラウンドの設備更新に関する負担金について、伊原木隆太知事は4月4日、ルール通り支払うよう改めて求めました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「ルール通り払ってもらえたらいいだけの話」

伊原木知事は4月4日の会見でこのように述べました。

この負担金は岡山市北区にある県総合グラウンドの2023年度の設備の更新費用として、県が条例に基づいて市に支払いを求めている約4000万円です。

岡山市の大森雅夫市長は県との間で費用の負担割合の結論が出ていないなどとして支払いに応じておらず、トップ会談での交渉を求めていました。

一方、伊原木知事はその会談に応じず、3月29日に市に対して請求書を送りました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「住民税を払う際に税務署と交渉しないし、税務署長が出てくる訳ではないので(トップ会議は)それに近いこと。トップ会談をすることで交渉がこじれることがある」

支払いの期限は4月15日で、それを過ぎれば延滞金を付けた督促状を送る方針です。

一方、大森市長は請求について総務大臣への異議申し立てや訴訟などの対応を検討する考えも示していて、県と市の意見の食い違いは依然として深刻です。