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2024.03.28

「復興 その先へ」西日本豪雨被災地・倉敷市真備町のよりよい復興に息の長い支援を【備えのツボ 岡山】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」。今回は、災害からの復興について考えます。

2024年3月、倉敷市の小田川に新しい水路ができました。まちを氾濫から守る大規模治水事業は完了し、真備町の復興はいま新たな局面を迎えました。
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■「復興 その先へ」

今回の治水工事で、小田川は4.6キロ下流で高梁川と合流することになりました。
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これで小田川の流れがスムーズになり、氾濫のリスクは低減。かつて水没したまちは、西日本豪雨級の大雨にも耐えられる災害に強いまちに生まれ変わりました。
 
■「より良い復興」
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安心して暮らせる環境が整ったいま、まちの復興も新たなステージを迎えます。

復興とは、被災前より良い姿に再建すること。この考え方は「より良い復興」と呼ばれ、東日本大震災の被災地でも実践されています。
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真備町では被災後に町を離れた人も多く、人口は被災前の9割となっています。
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豪雨で失われたコミュニティの再生と、まちの活性化に向けた息の長い支援を忘れてはいけません。
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そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。

まちの安全と地域作りは復興の礎です。より良い復興に向けた被災地の歩みにこれからも寄り添い続けます。
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