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芸備線の一部区間 ”存廃前提置かずに中立的立場で議論” 再構築協議会について斉藤国交相【岡山】

2024.03.22

芸備線の一部区間 ”存廃前提置かずに中立的立場で議論” 再構築協議会について斉藤国交相【岡山】

岡山県と広島県を結ぶJR芸備線の一部区間の存廃などを議論する再構築協議会について、斉藤鉄夫国土交通大臣は3月22日の記者会見で「廃止ありき、存続ありきという前提を置かず、中立的な立場から円滑に議論を進める」と語りました。

この協議会は国や岡山県、新見市など沿線の自治体、それにJR西日本などで構成し、備中神代駅と備後庄原駅の間の区間の存廃を議論します。1回目の会合は3月26日、広島市で開催され、協議会では3年以内を目安にこの区間を鉄道として存続させるか、バスなどに転換するかの方針を作成することになっています。

斉藤大臣は会見で、客観的な事実とデータに基づいた分析を活用しつつ、まちづくりや観光振興などの観点から、地域にとってあるべき公共交通とは何か。多面的な論点から議論したいとの考えを示しました。