2024.03.21
近代日本代表する建築家・前川國男設計”昭和の名建築” 岡山県庁の耐震化終わる【岡山】
岡山県庁の本庁舎の新しい姿がお披露目です。約3年半にわたり進められていた耐震化などの大規模改修の工事が完了し、3月21日報道関係者に公開されました。
近代日本を代表する建築家の1人、前川國男の設計で1957年に建てられた岡山県庁の本庁舎。県は耐震化や防災力の強化を図ろうと総事業費約157億円かけて2020年10月から大規模な改修工事を進めてきました。
本館1階に設置された油圧ダンパーは、地震の揺れを抑える効果が期待され、庁舎内に100か所以上設置されています。
(報告 森岡紗衣記者)
「食堂として利用されるこのスペースは竣工当時金庫として利用されていて、扉や螺旋階段がそのままの姿で残されています。」
コンクリートやガラスなどを使用したモダンなデザインは残されていて外壁のカーテンウォールは鉄製のものから風に強いアルミ製になり、軽量化が図られました。
岡山県は庁舎を貴重な近代建築の一つとしてPRしていく方針です。工事が完了した庁舎は3月22日から一般公開されます。
近代日本を代表する建築家の1人、前川國男の設計で1957年に建てられた岡山県庁の本庁舎。県は耐震化や防災力の強化を図ろうと総事業費約157億円かけて2020年10月から大規模な改修工事を進めてきました。
本館1階に設置された油圧ダンパーは、地震の揺れを抑える効果が期待され、庁舎内に100か所以上設置されています。
(報告 森岡紗衣記者)
「食堂として利用されるこのスペースは竣工当時金庫として利用されていて、扉や螺旋階段がそのままの姿で残されています。」
コンクリートやガラスなどを使用したモダンなデザインは残されていて外壁のカーテンウォールは鉄製のものから風に強いアルミ製になり、軽量化が図られました。
岡山県は庁舎を貴重な近代建築の一つとしてPRしていく方針です。工事が完了した庁舎は3月22日から一般公開されます。