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2024.02.23

「自由で平和なウクライナに戻りたい」ロシア侵攻から2年 避難民らが倉敷市で交流会【岡山】

ロシアがウクライナに侵攻してから2月24日で2年です。23日、ウクライナから避難してきた人たちが倉敷市で交流会を開き、今も戦火の中にある故郷への思いを語りました。

(レニュック・マリアさん)
「どうしたら良い、どこへ行けばいい、何が起こるのか、どのように行動すべきか、誰も知りませんでした」

侵攻が始まった当日の様子を話す、18歳のマリア・レニュックさん。交流会では、2022年に倉敷市に避難してきたウクライナ人3人が、母国の現状を説明しました。

軍事侵攻から24日で丸2年。ウクライナでは今なお激しい戦闘が続き、多くの兵士や市民が犠牲となっています。

約20年間倉敷市に住み、軍事侵攻開始時からボランティア活動などを精力的に継続してきたリリヤ・バビィさんも交流会に参加し、支援の必要性を改めて訴えました。

(リリヤ・バビィさん)
「2年経って戦争に疲れている人も、戦争を忘れている人もいる。自由で平和なウクライナに戻りたい。私たちも頑張っていると伝えたい」

法務省によると、ウクライナからの避難者は岡山県に9人、香川県に3人。終わりの見えない避難生活を強いられています。