岡山市は令和の大改修と銘打った岡山城のリニューアルオープンによる経済波及効果が、オープンから１年間で約１１４億円だったと発表しました。

大森市長が２月９日の定例会見で明らかにしたものです。

岡山城は耐震工事に伴い、岡山市出身の歴史学者、磯田道史さんの監修で約１８億円かけて改修されました。市によりますと、リニューアルオープンした２０２２年１１月３日から１年間の入場者数は４７万２２１５人で、そのうち７８％が県外からの来場でした。

市は経済波及効果について、入場者の交通費や飲食費など直接的な効果は７０億２３００万円で、それに伴う原材料の購入なども合わせた総合効果は１１３億７０００万円と算出しました。

（岡山市　大森雅夫市長）
「まずは満足している。これからも日々魅力ある城としてさまざまな仕掛けをしていきながらにぎわいをもたせていきたい」