待機児童の解消を目指す取り組みです。放課後に小学生を預かる児童クラブのスタッフを確保しようと、岡山市が２月８日に就職相談会を開きました。

岡山市役所で開かれた相談会では、来場した人が児童クラブの仕事内容や勤務時間などについて担当者から詳しい説明を受けていました。

放課後に小学生を預かる児童クラブは年々ニーズが高まっていて、２０２４年度、岡山市立６６の児童クラブに申し込みをしたのは２０２３年より４７６人多い６３８３人です。

このうち入所が決まったのは５９７９人で現時点で入所できない待機児童は４０４人となっています。

（高田亜矢子　記者）
「市は小学校の特別教室を活用するなどして４０４人のうち３００人分の施設の確保は目途をつけましたが課題となっているのが、スタッフの確保です」

市は２０２４年度、約１９０人のスタッフを募集していて、今回のような相談会のほか、職場見学なども企画し、応募者数の増加につなげたいとしています。

（岡山市地域子育て支援課　寺岡洋平課長補佐）
「子供の成長に携われるのが一番大きなところ。職業としての認知をして興味を持ってもらえる周知、広報に力を入れていきたい」

市は、２０２５年度までの待機児童解消を目指しています。