高知県の早明浦ダムの貯水率低下に伴って、２月８日午前９時から香川用水への供給を２０％カットする第１次取水制限が始まりました。

香川県庁ではトイレの洗面台約１３０カ所で、水圧を半分にする作業が行われました。また、水圧を電子制御できる高松市中心部などでは、日常生活に影響のない範囲で減圧給水も始まりました。

県庁舎の前には、高さ約４メートルの立て看板が設置されたほか、県のホームページやＳＮＳなどを通じて広く節水が呼びかけられています。

（香川県水資源対策課　小塚武司課長）
「うがい手洗いの際にはこまめに水を止めたりお風呂の残り水を洗濯に使うとか一人一人ができることから節水に取り組んでほしい」

早明浦ダムの貯水率は午前９時現在６０．２％で、平年を２０ポイント以上下回っています。取水制限が行われるのは４年連続で、２月の開始は２０２２年以来です。