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2024.02.02

「試合に勝った時」に感じる空手道の楽しさ 田丸慶太朗選手(岡山・御南中2年)【キラキラアスリート】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、2023年11月23日に岡山市北区のジップアリーナ岡山で開催された、岡山県小・中学生空手道選手権大会の中学2年男子「組手」で優勝した田丸慶太朗選手(秀修館稲荷、岡山市立御南中学校)です。

■残り4秒で1ポイント獲得し優勝

決勝戦の相手は河合琉空選手(倉敷空手クラブ)。田丸選手とともに1年生の時、全国中学生空手道選抜大会の男子個人組手の部に出場していて、県大会では優勝候補のひとりでした。

試合開始後しばらく互いをけん制し合い、両選手とも有効打がなかなか出ませんでしたが、残り4秒で、田丸選手が河合選手の隙を狙い、1ポイントを獲得。難敵に勝利し、優勝を飾りました。

試合後は、「ギリギリな試合が多くて危なかったが、優勝できて安心した」と大会を振り返りました。

■2年連続の全国大会、目指すは「優勝」

田丸選手は6歳のとき、父親に勧められて空手道を始めました。試合に勝った時の喜びが空手道を続ける楽しさにつながっているといいます。

京都府亀岡市で開催される「全国中学生空手道選抜大会」(2024年3月29~31日)は2年連続の出場。1年生で出場した前回の成績は4回戦進出でした。

「1試合でも多く勝てるように頑張りたい」と今回の抱負を語る田丸選手。目標は勝ち続けた先にある頂点、「優勝」です。