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岡山市の路線バス 利用少ない需要少ない路線は「公設民営」で維持へ 23年度中に国に申請へ【岡山】

2024.02.02

岡山市の路線バス 利用少ない需要少ない路線は「公設民営」で維持へ 23年度中に国に申請へ【岡山】

岡山市を走る路線バスについて、需要が少ない路線を公設民営で維持していくことなどが市の法定協議会で了承されました。

協議会で地域公共交通利便増進実施計画案が示されました。それによりますと複数のバス路線が重複する利用者の多い都心の区間は運行を1本化し、その先の利用者が少なくなる郊外へはワゴン車などに乗り換える運行計画などが盛り込まれています。

車を乗り継ぐ拠点の設置費用や、新たに必要となる車両の購入費は国の補助金を使い、岡山市が負担するという公設民営の計画です。

協議会では、障害者も利用しやすいバリアフリー化や、利用者目線を忘れないでほしいといった意見が出されましたが、提示された計画案は了承されました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「公共交通というのは市民の足を確保するということ。市民の足を確保するうえで、公としてやらないといけないことはある訳で、公設民営に踏み切った」

岡山市は計画案を2023年度中に国に申請し、早ければ2025年度後半から実施していく予定です。