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2024.02.02

岡山市のアリーナ問題 岡山商議所の松田会頭「決まるまで行政に要望」署名は1月末目標に届かず【岡山】

岡山市が建設を検討する新しいアリーナについてです。整備費用の負担を巡り市と岡山県の議論が平行線となる中、岡山商工会議所の松田久会頭は、建設が決まるまで行政に要望を続ける考えを示しました。

(岡山商工会議所 松田久会頭)
「行政がどう動くかは気になるが、民間として街づくりに必要なものだと言い続けないといけない」

松田会頭は2月2日の会見でこのように述べ、今後も民間の立場から新アリーナの必要性を訴えていく考えを示しました。

また、1月末までに10万人分を目指していた署名活動については約7万人分にとどまったことを明らかにしました。

(岡山商工会議所 松田久会頭)
「1月末までに10万人分と約束したが届かなかった。でも準備期間が短かいなかで行ったわりには、きてるなととらえている」

岡山市が北区野田に建設を検討している新アリーナは、総事業費が約145億円とされ、市は県全体に経済波及効果が及ぶとして整備費用の一部を岡山県に負担するよう求めていますが、県は「参加したいと思わせる説得をされていない」として負担に否定的です。

(岡山商工会議所 松田久会頭)
「公設民営という形なので、民間としてアリーナで資金繰りを回さないといけない。民間の意向も設計の中に入れてもらうことが必要」

松田会頭は、2月7日岡山市の大森市長と面会し、集まった署名の数や内訳を報告するとしています。