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2024.01.29

短期大学部募集停止の決定に続き…美作学園が入学者減少続く美作大学の“公立化”を津山市に要望【岡山】

入学者の減少が続く津山市の美作大学について、大学を運営する美作学園は1月29日、将来の公立化を求め市に要望しました。

要望の実施は、18歳人口の減少や若者の都市部流出により年々入学者が減っていることを受け、美作学園の理事会で決めたものです。

美作学園の藤原修己理事長らが津山市役所を訪れ、谷口市長に要望書を提出。永続的にこの地域で大学が発展、継承されるためには、津山市と一体となった公立化を行うことが望ましいとしています。

(美作学園 藤原修己理事長)
「少子化で学校経営が3年後、5年後の見通しがつかなくなった。私立というより“地域立学園”として存亡にかけてみたい」

(津山市 谷口圭三市長)
「大学の存続は大きな地域課題。重く受けとめて検討したい」

美作大学を巡っては、少子化などの影響で、短期大学部の募集を2025年度以降停止することが決まっています。

(在学生は…)
「公立になると一番はお金。少しでも安くなったら自分たち学生はうれしい」

津山市は今後、要望の内容を精査し、対応を検討したいとしています。