１月１６日から石川県七尾市の小中学校に派遣された岡山県の学校支援チームが２４日、教育長に現地での活動を報告しました。

「学校再開を早くして子供たちに日常を取り戻せるようにしていた」

岡山県教育委員会の鍵本芳明教育長に活動を報告したのは、県内の教職員などで作る「災害時学校支援チームおかやま」のメンバー５人です。このチームは西日本豪雨の時、兵庫県の支援を受けて学校を再開させたことをきっかけに組まれたもので、今回が初めての派遣です。

５人は、１月１６日から５日間、七尾市の８つの小中学校で活動し、授業の再開に向け業務に追われる教職員の相談を受けたり、校内や通学路の安全を確認するなど、支援活動を行ったということです。

（災害時学校支援チームおかやま　勝間光洋さん）
「学校に子供が来るのは最高の喜び、先生方もほっとしていたし、先生に会った子供たちも笑顔が戻ってきてうれしい表情見ると、やって良かったという気持ちになった」

被災地では児童や教職員の心のケアが課題となっていて、岡山県教育委員会は、現在派遣されている第２陣以降も、引き続き支援を行っていく方針です。