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2024.01.17

B’z稲葉浩志さん 故郷でソロライブ開催へ 家族や同級生は「彼は津山が好き」【急上昇ニュース岡山】

関心の高い話題を詳しく解説する「急上昇ニュース」です。人気ミュージシャンのふるさと凱旋ライブが決まり、岡山県北のまちが沸いています。担当は堀さんです。

人気ロックバンド、B’zのボーカル、津山市出身の稲葉浩志さんが、2024年夏、津山で初めてのソロライブを行うことが2023年12月に発表されました。B’zファンの中で津山は聖地とも呼ばれていて、その聖地でのライブ決定にファンは早くもヒートアップしています。稲葉さんゆかりの人たちにも話を聞きました。

(報告 堀靖英)
「今年8月13日と14日、人気ロックバンドB’zの稲葉浩志さんが、ふるさと津山のこのステージでソロライブを行うことが発表されました」

2024年6月から8月にかけて、全国10カ所で17公演行われる稲葉浩志さんのソロライブツアー。1万人規模のアリーナが続く中、1000人の小さなホールが入ったことに、稲葉さんのふるさとへの並々ならぬ愛情を感じます。

この津山文化センターで、B’zは2017年にライブを開催。入れない人を含め、5000人のファンが津山を訪れたと言われています。

今回もライブの日程が発表されると、市内のホテルに問い合わせが相次ぎました。

(津山鶴山ホテル 宗平勤副支配人)
「発表があった当日から問い合わせをたくさん頂いた前回も反響があったが、今回の方が大きかった」

地元のファン受け入れ体制も前回より充実しました。

「地元津山の商店街にはこのようにB’zコーナーが設けられています。地元ならではですね、展示品には稲葉さんが高校時代に使っていたテニスラケット、さらに小中学生の時使っていた定規もあります」

2023年4月にオープンしたこのB’zコーナーには、過去のライブのTシャツのほか、盛り上がりを伝える地元の新聞なども展示。8月のライブ当日は、盛り上げる会のメンバーがおそろいのTシャツを着て、ファンをもてなす予定です。

(B’z津山を盛り上げる会 出口剛三さん)
「県外からたくさんの人が来ると思うので、ちょっとした心に残るようなものをプレゼント出来たら」

(みんなで)
「稲葉さん待ってます!」

凱旋ライブ決定について、ゆかりの人たちにも聞きました。頼経英博さんは、津山高校時代のバンド仲間です。前回のB’z津山ライブには家族で招待されました。

(高校時代のバンド仲間 頼経英博さん)
「突然連絡があってビックリした。『もしよかったら来てくれないか』と本人から。一流のミュージシャンになったなと思った。すごく大きく見えた」

高校時代、稲葉さんの声の魅力を発見し、バンドに誘ったのが、頼経さんでした。

(高校時代のバンド仲間 頼経英博さん)
「(稲葉さんは)テニス部に入っていた。掛け声をすごく高い声でやっていたのを聞いた」

稲葉さんが、7年ぶりの津山ライブを決めた理由について、頼経さんは…

(高校時代のバンド仲間 頼経英博さん)
「やっぱり彼、津山が好きだと思うんです。だから何らかの形でチャンスがあれば津山でライブがしたいのでは。お母さんもよく言いますからね。『うちの息子は津山が好きだから』っていうのは僕もよく聞いていたので」

ということで、そのお母さんにも話を聞きました。稲葉さんの実家、イナバ化粧品店は、B’zファンの聖地巡礼に欠かせないスポットです。津山でのソロライブ開催を聞いた母、邦子さんは…

(稲葉浩志さんの母 邦子さん)
「大変という事が一番に来た。お盆と重なったから。(ファンの方が来るから?)そう多いです。いっぱい来られる」

7年前のB’z津山ライブは、2階の最前列で見ました。

(稲葉浩志さんの母 邦子さん)
「ここにお父さんの遺影を持って座りました。お父さんが一番喜んでくれたと思ったわ。(津山文化センターは)学校の行事の時、使っていました。だから本人は懐かしくてうれしかったと言っていました。このホールでやったことが。思い出の土地だと思うわ。もう本人も(今年で)60じゃからな。覚えとるかな…覚えとるだろうな」

8月のソロライブ開催へ、ふるさと津山はさらに盛り上がりそうです。

7年前のB’zライブでは、チケットを持っていない人もホールを取り囲んで、こぼれる音に耳を傾けていました。ライブ終盤には入れなかったファンのために、扉を開けて演奏するサプライズもあったんです。今回は公演が2日間に増えたことで、前回を上回るフィーバーとなるかもしれません。

以上、急上昇ニュースでした。