OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2024.01.16

市役所新庁舎建設費など8年連続増で過去最大…岡山市の24年度当初予算案要求額【岡山】

岡山市は2024年度当初予算の各部局からの要求額をまとめました。新庁舎の建設工事の本格化などに伴い、要求額は8年連続の増加で過去最大規模となりました。

岡山市によりますと要求額の一般会計の総額は3955億5600万円で2023年より332億円余り増え、8年連続で増加しています。

県と同様に新型コロナの対策費が減ったものの、建設工事が本格化している新庁舎の整備費用などが要求額を押し上げました。

新庁舎の整備事業は2023年より約97億円増加し、約118億円。JR岡山駅前広場の路面電車乗り入れ事業で休業する地下街の店舗への補償費用などに約32億8900万円。待機児童の解消が課題となっている放課後児童クラブの人員確保に約44億8600万円などとなっています。

また「予算編成上の検討事項」という項目を今回初めて設け、新アリーナの計画をあげています。建設費用の一部負担についての県からの回答が得られておらず、現段階での要求ができないということです。

市は、市長査定を経て2月中旬に予算案を公表したいとしています。