全国高校サッカー選手権が１２月２８日に開幕し、岡山県代表の岡山学芸館の選手らが開会式に臨みました。

国立競技場で行われた開会式には全国の４８校が参加し、前回王者の岡山学芸館は先頭を切って行進。３大会連続、６回目の出場で３１日に福島県代表の尚志と対戦します。

また３大会ぶり３回目の出場となる香川県代表の大手前高松は２９日、北海道代表の北海との対戦です。

式では岡山学芸館の田口裕真キャプテンから優勝旗が返還されました。混戦模様の今大会、全国の頂点を目指す熱き戦いがいよいよ始まります。

今回の大会でも注目は、選手権連覇に期待がかかる岡山学芸館。全国大会に向け、攻守の切り替えのほか、スピード感や強度を上げることにこだわって練習を積んできました。

対戦カードが決まり、初戦から大きな山場。優勝候補に名前が挙がっている強豪校とぶつかります。

（岡山学芸館　高原良明監督）
「本当に尚志高校さん、力強いですし、良い選手がそろっているので、アンダー世代の代表も２人いますし。２連覇狙えるのはうちしか無いわけですけど、とにかく目の前の１試合に集中して気付いたら連覇できていたら素晴らしいことですし、とにかく一戦一戦戦っていくだけですね」

（岡山学芸館３年　田口裕真主将）
「先輩たちが残してくれた優勝っていう結果を、自分たちの代では、まだ日本一という結果は達成することができていないので、もう一度足元を見て一戦一戦戦って最後に日本一になれたら良いと思います」

福島県代表の尚志との試合は大みそか。チャレンジャー精神で再び全国の頂点を目指します。