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2023.12.27

「新アリーナ計画の主体は経済界やプロスポーツ界」と岡山市長 業界に県との“直接対話”を求める【岡山】

岡山市の大森市長は12月27日、年内最後の定例会見に臨み新しいアリーナの計画について、「経済界やプロスポーツ界が直接、岡山県と話す必要がある」との考えを示しました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「原点は何なのかということ。このままいくとプロスポーツの火が消える。経済界スポーツ界が知事に話をして今後どうするか話をしてほしい」

大森市長は会見でこのように述べ、岡山市が約145億円をかけて建設を計画している新アリーナについて主体はあくまで経済界やプロスポーツ界だと強調しました。

市は建設にかかる費用の一部を負担するよう岡山県に求めていて、伊原木知事は県の支出の目的が「スポーツチームの支援」だけでは不十分だとし負担するかどうかの回答時期については未定としていました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「プロスポーツが使う週末より空く週末が多い。エンタメ系も入るし市民県民が使える。そういうことも(知事は)勉強して発言いただければ」

(Q:市が単独で建設する可能性は?)
「県がイエスという対応がない場合、どうするか今は考えていないというより、イエスと回答していただきたい」

市は担当者が年明けの早い時期に県の担当者と協議する場を設けるとしていて1月中には対応を判断したいとしています。