１２月２５日はクリスマス、「大谷サンタ」からのプレゼントです。大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に贈っているグローブが、岡山・香川にも届きました。

（竹下美保記者）
「赤磐市の教育委員会に到着したばかりのグローブです。箱の中には子供たちの夢がいっぱい詰まっています」

午前１１時過ぎ、赤磐市内１２の小学校に届けられる３６個のグローブが配達されました。

（赤磐市教育委員会　坪井秀樹教育長）
「驚いた。きょう（１２月２５日のクリスマス）という日に大谷選手からグローブが届いて、子供たちにとってすごく大きなプレゼント」

終業式も終わり、子供たちは冬休み中。年明けまで箱を開けずに保管する予定でしたが…。


（赤磐市教育委員会　坪井秀樹教育長）
「（Ｑ、教育長がうれしそう？）喜んでる…一番うれしい…早く見たい」

いてもたってもいられず、近くの小学校に届けることにしました。

（赤磐市教育委員会　坪井秀樹教育長）
「メリークリスマス、大谷さんからのプレゼント！届けに参りました」

（山陽小学校のみなさん）
「ありがとうございます！」

教育長の突然の訪問に驚きながらも、校長や先生たちは、丁寧に箱を開けていきます。中には、右利き用と左利き用、合わせて３つのグローブが入っていました。大谷選手のサインも見えます。

グローブを手に目を細める大人たち…。中には、高校時代、鳥取県代表で夏の甲子園に出場したという先生もいました。

（２０１５年夏の甲子園出場　山根富貴教諭）
「すごく夢の詰まったグローブだなと感じる」

（竹下美保記者）
「校長先生の了解を経て特別に触らせていただけることになりました。軽くて子供たちも使いやすそう、ですが夢は大きくて、ずーんと重い感じがします」

（山陽小学校　岸本勝義校長）
「大谷選手が夢を追いかけてここまでたどり着いたと（子供たちに）紹介したい」

大谷選手のメッセージを受け取った先生たち、これから、グローブを活用して、子供たちに野球の楽しさを伝えていきたいとしています。

（みんなで）
「ちゃんと子供たちに届けます！」

一方、香川県小豆島町にも２５日午前１０時半、町内にある４校分のグローブ１２個が届きました。到着の知らせを受けた４校の校長らが訪れ、早速、中身を確認。感動からか、声になりません。

（グローブが届いた小学校の教師は…）
「大谷選手は知らない子はいないくらいスター選手。実物を見て、触って使って、大きな夢をつかんでほしい」

今回届いた大谷サンタからのグローブは、新学期が始まる１月に子供たちにお披露目されるということです。