四国電力が進めているサンポート高松での高級ホテルの整備計画について、当初より２年遅れて２０２７年夏にオープンさせる見通しであることが分かりました。また同じホテルブランドで、直島での宿泊事業も展開する予定です。

サンポート高松で進められているのは、世界的に知られる香港の「マンダリンオリエンタルホテルグループ」が運営する、最高級ホテルの計画です。施設は四国電力などが建設する方針で、関係者によりますと、オープンは２０２７年夏を目指すことになったということです。

地上１９階建てから１３階建てに変更するものの、客室は当初の計画と同じ１００室程度になる予定です。ターゲットとなる外国人富裕層は瀬戸内の島への関心も高く、同じホテルブランドで直島に古民家風の宿泊施設も整備します。

当初の計画では大阪・関西万博に合わせて２０２５年９月のオープンを目指していましたが、資材の高騰などで設計に変更が必要として、２３年７月、延期が発表されていました。