香川県の池田知事と県議会議員らが１１月行った海外視察を受け、訪問地の一つ、アメリカ、ロサンゼルスの香川県人会の会長が１２月１１日、知事を表敬訪問しました。

香川県庁を訪れたのは、南カリフォルニア香川県人会の國宗奈緒美会長です。

國宗会長は、アメリカのロサンゼルス在住、両親が香川県出身で今回の視察では、通訳も務めました。

國宗会長は、視察をきっかけとして「香川県の良いところをアメリカに発信してほしい」と、要望しました。これを受け池田知事は、「ロサンゼルスでの香川県フェアの実現を目指して準備している」と話しました。

池田知事と県議会議員らは、１１月１０日から１９日まで、ブラジルやアメリカなど３カ国を訪問し、現地の県人会と交流しました。このうちアメリカでは栗林公園と姉妹庭園を結んでいるロサンゼルス郊外のハンティントン財団庭園を訪問するなどしました。

今回の海外視察を巡っては、費用が高額だと市民団体などから批判されていましたが、最終的には約１４００万円と当初の金額に比べ約３割圧縮されました。

（南カリフォルニア香川県人会　國宗奈緒美会長）
「実際に会って話をすることで 意思疎通がきちんとできるので、ロサンゼルスに来てもらえたのはよかった」

池田知事は、１２日の訪問を受け今後も積極的に海外との交流を深めていきたいとしています。