１１月定例岡山市議会１１月３０日開会し、大森市長は２７日に素案を発表した新しいアリーナの整備について関係者と議論を深め検討を進めていくと述べました。

（岡山市　大森市長）
「岡山で活躍するプロスポーツチームの支援は経済界はもとより新アリーナ候補地を所有する市のみでなく、県など県全体で取り組むことが肝要。」

定例市議会で大森市長は、このように所信を述べました。岡山市は２７日、新しいアリーナの基本計画の素案を発表していて、それによりますと設置場所は北区野田の市有地で、延床面積は約１万３３００平方メートル。５０００席以上の観客席を持つメインアリーナなどが整備される想定です。

総事業費は約１４５億円で県内全域にもたらす経済波及効果は２０年間で約９１０億円と試算されています。市は財政支援を求めて県に素案を提出していて、大森市長は２０２３年中の回答を県に要望しています。

また、議会では新しい市庁舎の建築工事の追加費用などを盛り込んだ一般会計で約２億円の補正予算案が提案されました。岡山市議会の会期は１２月１５日までです。