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2023.11.27

岡山市が“新アリーナ”基本計画発表 事業費増も経済波及効果に期待 現状で県の回答は得られず【岡山】

岡山市の経済界やスポーツチームなどから要望があがっている新しいアリーナの整備について、岡山市は11月27日、「設置の検討は必要である」として基本計画を発表しました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「アリーナの必要性について調査した結果、スポーツ支援のためにも新アリーナの検討が必要」

27日に発表された基本計画によりますと、設置場所は岡山市北区野田の市有地で、延べ床面積は約1万3300平方メートル。バレーボールコートが3面とれるメインアリーナや、バレーボールコート2面分のサブアリーナ。客席は5000席以上で、VIPルームやラウンジなどを整備し、Vリーグなどの基準に沿った設備が備えられます。

2022年の基礎調査の時に比べ、延べ床面積が増えたことや原材料の高騰などの影響で約81億円だった事業費は約145億円に増えました。一方、20年間で約910億円の経済波及効果が見込まれるということです。

岡山市は11月15日、岡山県に計画を説明し協力を求めていますが、現時点で回答は得られていません。市は年内には何らかの対応を求めたいとしています。