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2023.11.25

自分の住む地域で起きた豪雨災害の歴史を知って…河川の氾濫を受け行われてきた治水工事の資料展【岡山】

河川の氾濫による豪雨災害が起こる度に行われてきた治水工事の歴史が分かる資料展が、岡山市の県立記録資料館で開かれています。

会場には江戸時代から平成まで、県内で行われた河川工事の様子が分かる資料や写真、約30点が展示されています。

江戸時代に高梁川流域を描いた資料で、総社市から瀬戸内海まで、農業や生活用の水を12の地区へ届ける用水路が分かる絵図。山の部分には土砂の流出を防ぐ砂留という技術を用いたことが記されています。

また、1976年の吉井川の氾濫を受け建設された備前市の八塔寺川ダムの写真は建設前と後の様子が分かりやすく比較されています。

(岡山県立記録資料館 杉山一雄館長)
「発達のしかたや様子を見比べて、地域へ戻って自分の住んでいるところがどうなっているかを見比べてもらえたらと思う」

この企画展は岡山市の県立記録資料館で12月27日まで開かれています。