OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.11.08

未来のお寿司はどうなるの?回転ずしチェーン「くら寿司」が小学校で出張授業【岡山】

大手回転ずしチェーン「くら寿司」がお寿司をテーマに漁業の現状や食品ロスについて学ぶ出張授業を岡山市の小学校で行いました。

「未来のお寿司の持ち帰りがこちら。何かのってないですよね?」

魚が食べられなくなるかもしれない未来を変えるためどう行動すればいいのか。岡山市北区の朝日塾小学校でくら寿司による出張授業が岡山県で初めて行われました。

授業では魚の模型や回転レーンを使い身近な回転ずしを通じて海洋資源の保全や漁業の現状、食品ロス削減などについて学びました。

農林水産省によりますと2022年の漁業・養殖業の生産量はピーク時の約3割と過去最低を記録。漁獲対象を増やしたり取れる魚の市場価値を高めることなどが必要とされています。

(児童)
「未来のためにも今の環境を変えればたくさんの種類の魚が食べられると思う」
「魚の40%しか普通は食べられないがくら寿司では骨も魚のエサにして100%利用しているのがすごい」

(くら寿司広報マーケティング本部 馬本眞玖さん)
「子ども達に水産業などの問題をまずは知ってもらい自分なら何ができるか身近なところから始めてもらうきっかけになれば」

くら寿司では2022年から全国の小学校で出張授業を行っていて引き続き子供たちと共に漁業の未来を考えたいとしています。