１０月２６日に行われたプロ野球のドラフト会議で、岡山・香川ゆかりの３人が指名を受けました。中日から１位で指名された創志学園高校出身で亜細亜大学の草加勝投手は、将来対戦したい選手に高校時代のチームメートを挙げました。

岡山県和気町出身で中日から１位で指名された亜細亜大学の草加勝投手。指名から約３時間後には、早速、立浪監督から指名のあいさつを受けました。

（中日ドラゴンズ　立浪和義監督）
「ローテーションを守ってくれるようなピッチャーになってもらいたい。１年目しか基本獲得できない新人王を目指してもらいたい」

（亜細亜大学　草加勝投手）
「ストレートの強さとコントロールが売りだが、どれだけ投げても球速が落ちない体力が セールスポイント」

岡山市の創志学園高校時代は現在、阪神で活躍する西純矢投手と同級生。 草加投手は当時控えピッチャーで、記者会見で当時は手の届かないような存在だったと語りましたが、自身が大学４年間で磨いた直球は最速１５３キロ。キレのある変化球との緩急あるピッチングでゲームを作れる選手に成長しました。 （亜細亜大学　草加勝投手）
「（対戦してみたい選手は？）セ・リーグということで、バッターではないが阪神の西純矢投手は高校からずっとライバル視してきたので投げ合って勝負したい」

同じく中日から６位で指名された東邦ガスの加藤竜馬投手は津山市出身。身長１８５センチ、体重１００キロの恵まれた体格から繰り出される最速１５４キロのストレートが武器です。

（東邦ガス　加藤竜馬投手）
「体の使い方を教えてもらえれば、もっと球速は伸びると思う。１６５キロ出したい」

高松市出身で英明高校の寿賀弘都投手は、育成ドラフトでオリックスから１位で指名されました。 （寿賀弘都投手）
「ずっとどきどきしていて、指名されたのですごくうれしい」 寿賀投手は、最速１４５キロのストレートとキレのあるスライダーが持ち味の左の本格派。打っては４番を務めるなど投打の二刀流で活躍し、チームを春夏連続の甲子園出場に導きました。

（寿賀弘都投手）
「ここからがスタートなので、１日１日死に物狂いで練習して、１日でも早く一軍の舞台で 勝てるピッチャーになりたい」

憧れのプロの世界へ１歩を踏み出した３選手。その活躍に期待がかかります。