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80歳でつかんだ世界一 “もう一つのWBC”日本代表最高齢・副松正信選手の次なる夢は【岡山・総社市】

2023.10.25

80歳でつかんだ世界一 “もう一つのWBC”日本代表最高齢・副松正信選手の次なる夢は【岡山・総社市】

障害者野球の世界大会で日本の連覇に貢献した総社市の選手が10月25日、市長に世界一を報告しました。チーム最高齢での快挙です。

(総社市 片岡聡一市長)「おめでとうございます」

(副松正信さん)
「5チームあって、日本は全部勝っていった」

総社市に住む副松正信さん、御年80歳の現役野球選手です。9月、5つの国と地域が世界一を争った障害者野球の世界大会にチーム最高齢の選手兼コーチとして出場しました。

副松さんは、まだバリアフリーという言葉さえ一般的ではなかった時代、障害があっても野球を楽しめる場所をと、岡山で「岡山桃太郎」を立ち上げ総監督として活動してきました。チーム発足から約40年、その経験と指導力が評価され日本代表に選ばれました。

(副松正信さん)
「帽子かぶってバット持っていけと言われて。その時はボールは見えていた。打てば良かったと言われたが、フォアボールでも何でもいいと。客も入っている中で本当に良かった。・・・よくあんなことできたなと今になって思う。その時はみんなと一緒に一生懸命やっていただけ」

日本代表が4戦4勝で世界一に輝いたことや岡山から出場した5人の選手の活躍などを報告した副松さん。80歳で世界一をつかみ、次の目標は?

(副松正信さん)
「(11月の全国大会で、岡山桃太郎として)3連覇しているので、4連覇をかけて充実した1年に。(野球と)関わりは死ぬまで離れないと思う」