高松市で死亡事故が相次いだことをうけ、香川県は１０月２０日、高松市と直島町に交通死亡事故多発ブロック警報を発令しました。

（中村香月記者）
「ここ２週間で死亡事故が相次いだ高松市。香川県警では取り締まりを強化し、警戒を強めることにしています」

香川県警の交通機動隊では１０月２０日、特別取り締まりの出発式が行われました。高松市では１０月６日から１９日までに３件の死亡事故が発生していて、香川県は２０日から５日間、高松市と直島町に「交通死亡事故多発ブロック警報」を発令しました。

県警によりますと、３件の事故で死亡したのはすべて高齢者で、改めて一人一人が交通ルールを順守するよう呼び掛けています。

（香川県警交通部　中村弘孝部長）
「見ることが非常に大事。運転手は周り・前を十分に見る。道路を横断する人は、左右から車が来ていないかよく見る。犠牲になる人がいないようにやっていきたい」

香川県で交通死亡事故多発ブロック警報が発令されるのは、２０２３年に入って２回目です。