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2023.10.17

サンポート高松「プロムナード化」に追い風 市民の約9割が好意的に評価と報告【香川・高松市】

サンポート高松のにぎわい創出の一環で、遊歩道の整備を検討する会議が10月17日に高松市で開かれ、事業を進める上で根拠となる社会実験とアンケートの結果が報告されました。

県立アリーナなどにぎわいの拠点として開発が進むサンポート高松。ここに遊歩道を整備しようと、県は2023年4月から専門家などを交えて検討を進めてきました。

3回目の17日の会議で最初に報告されたのは、JR高松駅北側を歩行者天国にするとともに、県立アリーナ北側を4車線から2車線にした8月の社会実験です。迂回する車による渋滞が一部であったものの、信号などを調整することで対応できるとしました。

次に報告された市民アンケートの結果では、イベント時に安全性が確保されるなどとして、約9割が好意的に評価しているとしました。これを受け県は、社会実験と同じ形で遊歩道化を進めるため、地域住民への説明会を始める考えを示しました。

(検討会議委員長 日本大学理工学部 中村英夫教授)
「大きな懸念はないということが示された。これから地域住民に説明し、対話し、合意形成に努める話もあった。大事なステップなのでしっかり取り組んでほしい」

県は2025年3月の県立アリーナのオープンに間に合うよう、24年度にも整備を始めたい方針です。